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しこりができたり生理前の胸の痛みや張りは乳腺症かも…その症状や原因は何?

time 2017/01/07

しこりができたり生理前の胸の痛みや張りは乳腺症かも…その症状や原因は何?

バストが痛かったりしこりがあったり…
実はこれ女性にとって珍しいことではないです。

でも、バストに関する悩みは、恥ずかしくてなかなか他人には相談できない!
そんな人も多いと思います(´Д⊂…

胸のしこりや痛みは、病気を早期発見できる1つの手段です。

その病気の1つが『乳腺症』
不安を払拭するために、詳しく知っておきましょう(*^^*)

乳腺症になるとおきる症状

乳腺症って初めて聞いた!
そんな人もいると思います。
乳腺症
乳腺症とは、母乳の分泌に関わる「乳腺」と呼ばれる組織内で、細胞の過度な増殖や繊維化などが起きてしこりなどができることを言います。

なりやすい年齢は、30代~40代です。
病気だと思うかもしれませんが、乳房内でのこうした変化は年齢を重ねていくと誰にでも起こり得る生理的な現象なのです。

この老化現象が、正常な状態とは少し違って変化した場合に、乳腺症と診断されているだけなのです。

疾患名ではありますが、「他の乳房の疾患ではないけれどもよくわからない不快な症状がある状態」の総称として診断される事の多い病名だったりするぐらいです。

良性のものなので、怖い病気ではないものの乳房に不快感のある疾患ではありますね。

ここで1番気になるのは『乳腺症になると、どんな症状がでるのか』だと思います。

その症状や程度は様々なので、1つずつ見ていきましょう(ΦωΦ)
よく見る

  • 胸が張ったり痛くなる
    生理前には大抵の女性が経験していると思うが、症状が重い場合は、胸やワキが痛いような感覚もある。
  • しこりができる
    表面がでこぼこしていて、しこりの境界線があまりない。

    大きさは色々、数は1個だけではなく、いくつもできることも珍しくない。
  • 乳頭から分泌液がでる
    この分泌物は透明やミルク色、黄色っぽく見えるものもある。

胸の悩み
女性にとって胸の異常って怖いものだと思います(´Д⊂…

生理前に痛みがあるのは慣れっこの人もいるかもですが、しこりまでできてしまったら…心配ですよね。

でも、これらは特に怖いものではないのです。必要以上に心配しなくて大丈夫ですよ!

ただし!!胸が痛いだけ。など1つの症状しか出ていない時は、違う病気かもしてません。胸の異常はなかなか自分では判断しきれないものです。

「乳腺症かな?」
そう思っても、念のため病院に行くのがオススメです。

乳腺症になる原因

わからない
実は明らかな原因はまだ解明されていないのです(´Д⊂…

症状が月経と密接に関連しているので、卵巣ホルモンの周期的な変化に乳腺が次第に同調できなくなることではないか、と言われています。

生理前にバストが張るのは、黄体ホルモン(プロゲステロン)によって乳腺が充血するためですしね。

また生理が終わっても、胸の張りや痛みがなくならないことがあります。その結果、症状が治らない部位の痛みや張りが極端に強くなって、しこりになるのです。

乳腺症の原因の女性ホルモンとは

女性ホルモンのエストロゲンプロゲステロンが関係していると言われています。

どちらのホルモンも乳腺に影響を与えるのですが、乳腺症に関係が深いのは卵胞ホルモンとも呼ばれる『エストロゲン』です。

エストロゲンの分泌量がプロゲステロンに対して出過ぎてしまうと、乳管という母乳が出てくる管と、その周囲の間質と呼ばれる結合組織を刺激し大きくします。

また生理は、赤ちゃんを作るために肥大した子宮内膜が使われなかったために血液とともに体外に排出されるものですよね。

そして子宮内膜だけでなく、赤ちゃんがおっぱいを飲めるようにと乳腺も月経前に肥大・増殖するんです。

そのため、月経直前にはおっぱいが3割~4割程も増えてパンパンと張ってしまうこともあります。
ショック
それが乳房が硬くなったり痛くなったりする『乳腺症』となってしまうわけです。

乳腺症の予防方法

原因は分かったけど、どうやったら予防できるの?
そう思った人は少ないくないでしょう。

女性ホルモンの異常が原因なら、そうならないようにしたら乳腺症の予防につながります。

100%予防できる方法はどんな病気にもありませんが、発症率は低くできるはずです。

【予防&症状を和らげる方法】

  1. 脂肪・カフェイン・アルコールの摂取量を減らす。
  2. 海藻類などヨード・豆類のイソフラボン・アーモンドなどに含まれるビタミンEを積極的に摂取する。
  3. ストレスをためない、必要以上に心配したり痛みに意識を向けない
  4. 夜は早めに寝て睡眠と休息をたっぷりとる

このような規則正しく、健康的な生活を送ることが乳腺症を遠ざける1番の薬です。

そのような生活をすることで、ホルモンバランスを整えることができます。

特に食生活睡眠はとっても大事ですよ!

検診・治療方法

乳腺症は閉経後に、自然消滅するものです。なので基本的には経過観察で大丈夫です。

でも困ったことに、乳腺症によるしこりは乳がんのものと区別が難しいのです(´Д⊂…

乳がんでも初期段階はしこりがあっても特別、痛みがないこのも多いので、「乳腺症だと思っていたら乳がんだった…」というケースも少なくありません。

なので、万が一のことがあるので乳房に痛みやしこりなどの違和感があったら、まずは病院で検査を受けるようにしましょう!

乳腺炎であることがわかれば特に治療は必要ありません。ただし、乳房の痛みが強ければ鎮痛剤を処方してもらうこともできますよ。
医師の検査
【検査】

  • 臨床症状:五感による診察のことです。
  • 乳腺X線撮影:マンモグラフィーを使って撮影します。乳房は柔らかい組織で出来ているため、板で乳房を圧迫して伸ばし、専用の装置で撮影しないといけないのです。
    撮影は原則、左右両方とも行い、上下方向と斜め方向の計4枚撮ります。
  • 超音波検査(エコー検査):超音波を対象物に当てて、その反射を映像化することで対象物の内部の状態を調査することのできる画像検査法の1つです。

乳腺症と乳がんの関係

乳腺症と診断された人が1番心配するには、「癌化」するかどうかだと思います。
癌になる?
基本的に乳腺症の症状として生まれたしこりが、乳がんに変化する…ということはありません!

なので、病院で専門家である医師から「乳腺症である」と判断されたら乳がんの心配はしなくても大丈夫ですよ。

ただし!乳腺症でしこりができている人は、乳がんになる確率が乳腺症になったことがない人に比べると2倍~5倍というデータもあります(´Д⊂…

乳腺症だから絶対に大丈夫!
そう思わないで、乳がんが発症しないように定期的な検査を行うことは重要です。

本当に怖いのは、乳腺症の症状により乳がんに気づかない、見つけられないということですから。

実は乳腺症になると、乳腺が鬱血して硬くなる為、エコーやマンモグラフィーなどでは乳ガンのしこりを見つけにくくしてしまうことがあります。

つまり、「乳腺症が乳がんになる」のではなく、「乳腺症であるが故に、乳がんの発見を遅らせてしまうこと」が1番も怖いことなのです。

乳腺症悩み
ちょっとした症状やしこりを見逃さないことがとっても大事になってきます。

そのためにも、日頃からセルフチェックを行って、年に1度は医師による触診や画像診断という定期検診を受けるのがオススメです。

めんどくさいな。お金かかるし。
そんな風に思うかもしれないけど、それをやるかどうかで、その後の人生が決まってしまうと言っても大げさじゃないんですよ。

実際に乳がんで苦しんでいる人は、「もっと早く発見できてたら…」そう思う人がほとんど。

早期発見が病気を治す1番の近道です。自分の体を守れるのは、やっぱり自分です。
日頃から心がけて生活していきたいですね(*^^*)

美容カウンセラー恵梨
1974年生まれ
東京女子医科大学卒業
都内某有名クリニックで管理主任を務め
美容カウンセラーとして独立。
現在は美容メディアや地方講演など多方面で活躍中。