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授乳時期の胸の痛みやしこりは乳腺炎?症状や原因、予防方法をご紹介!

time 2017/01/16

授乳時期の胸の痛みやしこりは乳腺炎?症状や原因、予防方法をご紹介!

授乳中のお母さんについてまわるのが『乳腺炎』の心配です。

おっぱいが腫れたり、しこりができて痛くなったり、ひどいと高熱まででてしまうことも(´Д⊂…

聞くだけで辛くなってしまいます。

できることなら痛い思いをせずに、授乳を続けたい
そう誰でも思いますよね。

そこで乳腺炎について詳しい症状や原因、予防法や対策法を知って、撃退しちゃいましょう(*^^*)

乳腺炎の症状

名前の通り乳腺が炎症を起こした状態で、母乳が良く出る人や、母乳育児を実践している人がなりやすい症状です。

つまり乳腺炎は、授乳中に起こる乳房に関するトラブルの1つで、誰でもなる可能性があります。

体内で母乳がどんどん作られているのに、母乳の通り道である乳管が十分に開いていなかったり、つまったりすることがあります。

そのため乳腺の中に母乳がたまり、さまざまな症状が出てきてしまうのです(´Д⊂…
乳腺炎
【主な症状】

  • 胸が熱を持ち、しこりができる
  • 胸が赤みを帯びたり、押すと痛む
  • 胸が張って硬くなる
  • 熱、寒気、頭痛、関節痛
  • 腕を上げたり、赤ちゃんを抱っこすると胸のあたりが痛む
  • 半透明の白い色ではなく、黄色っぽい母乳が出る

症状の進み方は、

  1. 胸にちくちくした痛み
  2. 痛みが授乳中に伴う
  3. 乳房の一部が赤く腫れ上がり、熱を持つようになる
  4. 日常生活の中でも痛みが発生するようになる
  5. さらに痛みが強くなる

乳腺炎は放置してもないるものではなく、さらに悪化していってしまいます(´Д⊂…

急性化膿性乳腺炎とは?

さらに症状が進むと、細菌感染を起こしたりする『急性化膿性乳腺炎』になります。
ショック
【症状】

  • 全身の倦怠感、頭痛、寒気
  • 38.5℃以上の高熱
  • インフルエンザの時のような身体の痛み
  • 乳房全体の腫れ、熱感、痛み

「これってもしかして…」
そう思ったら、病院に行くようにしましょう!

乳腺炎になる原因

主な原因は、

  • 赤ちゃんの母乳の飲み方が偏っていて、バランスが悪い
  • 授乳間隔にばらつきがあったり、母乳の飲み残しがあったりする
  • きついブラジャーや姿勢の悪さなどによる胸部圧迫
  • 乳口炎
  • 高塩分・高脂肪の食事
  • *食事も関係があると言われているが、根拠ははっきりしていない。

のちのち乳腺炎になるになる『乳口炎』

乳頭部分にできる白い塊(白斑)のことを乳口炎とも言います。

ニキビのような塊ですが、できると母乳の出口が塞がってしまうため、きちんと授乳ができなくなります。

乳腺の中に残ってしまった母乳によって乳腺が詰まり、乳腺炎を引き起こすのです。

【乳口炎から、乳腺炎になるまでの流れ】

  1. 乳頭部分に白い塊ができる
  2. 母乳の出口が塞がる
  3. 乳腺が詰まる
  4. 乳腺炎になる

こんな感じです。

乳腺炎にならないとめの予防方法

乳腺炎がほんとにツライ…
痛くてもうやだ!

そんな風に思うお母さんも多いと思います(´Д⊂…

そうならないためには、どんなことをしていったらいいのでしょうか?

授乳の方法を工夫する

片方だけや同じ抱き方で授乳していると、母乳が外に出ず、1部の乳腺に母乳が残ったままになって詰まりやすくなってしまいます。

オーソドックスなタイプは横抱きだけど、他にも縦抱き(赤ちゃんと正面に向い合って授乳する)やフットボール抱き(ラグビーのボールを抱えるように)もあります。
抱き方
出典;イブの憂鬱

意識して1日の授乳のうち1~2回は方向を変えて授乳すると、すべての乳腺の通りがよくなりますよ。

また、左右交互に同じ量の母乳を赤ちゃんに与えるのも大切です。

胸を圧迫しないようにする

産後は、授乳用のブラジャーをつけるようにしましょう。

普通のブラジャーはワイヤーが入っていたりと、形をキレイに保つもの。胸への圧迫が強いのです。

寝る時は意識して上を向いて、バランス良く向きを変えて寝るようにするのもいいですね。
授乳用のブラジャー

バランスの良い食事を摂る

授乳中は必要な摂取カロリーが1日2300~2350kcalと、妊娠前に比べて350kcalほど多くなるのです。

だからと言って、高カロリーなものや脂肪分の多いものばかり食べてはダメです。

和食中心のバランスのとれた食事を心がけましょう。
バランスのいい食事

乳腺炎になってしまったら…

どんなに予防していても、育児疲れや細菌感染などから乳腺炎になってしまうことはあります。

まだ初期症状の段階である乳腺炎であれば、病院に行かなくても自分で対処して改善することができます。

早めに対処して、治してしまいましょう(*^^*)
早めに予防

しこりが痛むといった軽めの症状

母乳を出して詰まりを解消することが先決です。

一番は赤ちゃんに吸って飲んでもらうこと!

乳腺炎になった母乳でも、赤ちゃんの身体に悪いということはないです。

ただ、乳腺炎の時はおっぱいは非常においしくない・まずい状態になってるので、嫌がる子もいます(´Д⊂…

起きている時は飲んでくれなかったりするので、寝ている時に飲んでもらいましょう。

それでも残っている場合は、搾乳機やおっぱいマッサージで搾乳してください。

ぬるめお風呂に浸かって、血行を良くした状態でマッサージや搾乳するのもおすすめですよ。
授乳

食事

いつもよりカロリーの低いもの、和食中心にして、水分の摂り過ぎには注意しましょう。

特に温かい飲み物は、悪化させることがあるので出来るだけ飲まないようにしてください。

胸が熱を持って張っている場合

温めずに濡れタオルや冷却ジェルシートを使って冷やしましょう。

冷やし過ぎても良くないので注意が必要です。

キャベツの葉を貼って、その上からさらしを巻くという冷却方法は、冷たさが適度でいいと言われています。
キャベツ湿布

急性化膿性乳腺炎まで進んだ場合

ここまで酷くなってしまったら、マッサージや入浴は避け病院に行くことです。

もうセルフケアではなく、抗菌薬などの薬を頼る必要があります。

マッサージで解消

【乳首マッサージ】

何度か繰り返すと、つまりがとれていきます。

それでもつまったままの場合は、母乳外来などで診てもらいましょう。
乳首マッサージ
出典;イブの憂鬱

【初期症状にはマッサージ】

乳腺炎の初期症状に対してはマッサージが非常に有効です。

マッサージをすることで母乳が分泌されやすくなるため、乳腺に母乳が溜まりにくくなりますよ。

でも赤く腫れているなど炎症を起こしている場合は、患部を避けてマッサージするか、マッサージをする前によく冷やすようにしてください。

そのままだと痛くてマッサージどころではないですし、炎症を悪化させる可能性も(´Д⊂…

出典;YouTube動画

乳腺炎にならない
いかがでしたか?

赤ちゃんのためにも、自分の胸の状態をよく知っておくことが大事ですよ。

毎日胸に違和感はないか確認しながら、気になる点があったらすぐに病院や助産院に相談することです。

乳腺炎は自分も痛みや違和感がありツライですが、赤ちゃんもツライ思いをしています。

予防を心がけて、ならないように意識していきましょう(*^^*)

美容カウンセラー恵梨
1974年生まれ
東京女子医科大学卒業
都内某有名クリニックで管理主任を務め
美容カウンセラーとして独立。
現在は美容メディアや地方講演など多方面で活躍中。