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胸のしこりの原因は…乳がん?他の病気?痛み・大きさの特徴をセルフチェックで確認

time 2017/01/06

胸のしこりの原因は…乳がん?他の病気?痛み・大きさの特徴をセルフチェックで確認

あなたは胸のセルフチェックを行っていますか?

女性にとって、胸って大切ですよね。

でも病気の前触れとして胸に異常が起きることって多いもの(´Д⊂…
その異常で多く言われるのが、しこりです。

このしこりを早く発見できるかどうかで、その後の人生が変わってしまうこともあるんです!

自分の体のことですし、しっかり理解しておきましょう(*^^*)

胸のしこりで考えられる病気

胸のしこりと言われて1番に頭に浮かぶのは『乳がん』でしょう。
テレビなどでもよく言われますし、知識として知っている人は多いと思います。

でも、それ以外の病気でもしこりができることもあるんです。
胸にしこりができる
どんな病気なのか、見てみましょう(ΦωΦ)

乳腺症

30~40歳代の女性に多くみられる胸のしこりです。

胸にしこりができる代表的な病気で、乳房内の上皮や乳腺の間質という部分が増殖したものになります。

乳腺症は良性のしこりで乳がんに移行することはないけど、乳がんと合わせて起きていることもあるので要注意です!

【主な原因】
ホルモンの乱れ、特にエストロゲンの過剰な分泌が考えられています。

【しこりの状態】
特徴は月経前に大きくなり、月経が終わると小さくなったりすることです。。
でこぼこ感や触ると弾力があり、しこりの境界が不鮮明のことが多いです。

【しこり以外の症状】
鈍い乳房の痛みや張りがあり、乳頭から透明の分泌物が出ることがあります。
時にはリンパ腺が腫れたり、痛みが伴います。生理が終わると症状が軽くなる傾向もあります。

【検診・治療方法】
⚫検診
触診、超音波検査、マンモグラフイーなどを行います。

⚫治療
症状が強い場合は鎮痛剤やホルモン剤、漢方薬などを処方されます。

もっと詳しく『乳腺症』を見てみよう(ΦωΦ) 
はてな

乳腺のう胞

30~50歳代に多く見られる乳腺症の一種になります。

乳腺のう胞自体は病気ではなく、乳管の一部に液体がたまって袋状になった良性のしこりです。

【しこりの状態】
柔らかくつるつるしています。
触っても気にならないほど小さいものから、10cm近くの大きさになるものなど様々です。

【しこり以外の症状】
基本的に痛みはないですが、まれに押すと痛い時があります。

【検診・治療方法】
⚫検診
超音波検査で診断できます。

普通は加齢と共に消失するなど自然に治ることも多く、害はありません。でものう胞の中に乳がんが隠れている可能性もあるので、念のために検査をしておくといいですね。

⚫治療
しこりが気になる場合は、乳房に細い針をさして液体を吸引します。

もっと詳しく『乳腺のう胞』を見てみよう(ΦωΦ)
びっくり

乳腺線維腺腫

思春期から20歳代にかけてよく見られる乳腺の病気です。
良性の腫瘍で、年齢とともに自然に消滅していくことが多いですよ。

【主な原因】
女性ホルモンの影響から、乳房の線維成分と乳腺が増殖することです。

【しこりの状態】
表面はすべすべしていて、硬くて平らでよく動きます。
いくつもできることもあって、大きさは小豆大から鶏卵大まで様々です。

【しこり以外の症状】
特になく、痛みや皮膚の引きつれ、つっぱりを感じることはないです。

【検診・治療方法】
⚫検診
しこりの大きさが10mm以下であれば経過観察します。

でも、しこりの感触が乳がんと似ています。周囲が不整なしこりがあるときは、念のため細胞診断などの検査をおこなった方が良いでしょう。

大きなものや急に大きくなったものなどは手術で摘出する場合も(´Д⊂…

⚫治療
手術は皮膚を数センチ切開してしこりを取り出す簡単なものです。傷は目立たず、入院の必要もないもないでしょう。

もっと詳しく『乳腺線維腺腫』を見てみよう(ΦωΦ)
考える

乳腺葉状腫瘍

30~40歳代に多くみられる病気です。

これは、腺組織を囲む間質(かんしつ)細胞が腫瘍化したもので、生物学的には血液や骨などの腫瘍に近い性質のものになります。

左右の乳房の大きさがまったく違ってしまうことがあります(´Д⊂…

8割は良性な腫瘍だけど、悪性のものもあるので要注意です!
また乳がんとの区別も難しいので、気になったら病院へ行くのが1番でしょう。

【しこりの状態】
2~3か月の間に、急速に大きくなります。
硬くてすべすべしています。

【しこり以外の症状】
特になく、痛みやつっぱり感、皮膚の引きつれなどはないです。

【検診・治療方法】
⚫検診
乳がんと区別するために、乳房X線撮影、超音波検査、細胞診検査を行います。針生検を行えばさらに正確な診断が可能ですよ。

⚫治療
葉状腫瘍では切除が原則です!
良性のものはしこりだけを切除するのでいいのですが、悪性の場合は乳房切除手術が必要になることも(´Д⊂…

もっと詳しく『乳腺葉状腫瘍』を見てみよう(ΦωΦ)
胸のしこり

乳腺炎

産後授乳期に見られることが多い病気です。

乳腺炎には急性と慢性があります。
急性乳腺炎は2種類あります。

  • 急性うっ滞乳腺炎:乳腺に母乳が溜まり、詰まって炎症を起こします。
  • 化膿性乳腺炎:乳管から細菌が入って炎症を起こします。

慢性乳腺炎:授乳期以外のときに起きます。

【しこりの状態】
まれにしこりを感じる人もいますが、しこりの存在を感じないことが多いです。

【しこり以外の症状】
熱感や腫れ、痛み、ふるえ、頭痛、関節痛です。
胸が赤みを帯びたり、張って硬くなったりします。

半透明の白い色ではなく、黄色っぽい母乳が出ます。

【検診・治療方法】
⚫治療
基本は、たまりすぎた母乳を出すことです。高熱がある場合は、抗生物質を使用していきます。

もし化脆性乳腺炎が重傷になった場合、切開して膿を出さなくてはなりません。この場合は、子供への授乳をやめることになります。

もっと詳しく『乳腺炎』を見てみよう(ΦωΦ)
乳がん

乳がん

胸のしこり=乳がんと思っている人が多いように、胸のしこりで1番怖い病気が乳がんです。

男性よりも、圧倒的に女性が発症しやすいです。

リンパ管により他の部位に広がり転移してしまうことも(´Д⊂…

【しこりの状態】
よく動きトゲトゲしていて弾力があるのが特徴です。

5mm程から2cm以上の大きさのしこりになる人が多い。時間の経過と共に大きくなります。

【しこり以外の症状】
あまり痛みはないけど、まれに感じる人もいます。
根が張っているような感じがして、人によって動く・動かないがあり、皮膚が突っ張る感じがします。

【検診・治療方法】
⚫検診
流れは、問診→マンモグラフィー撮影(X線検査)→診察
病院によっては、これに加えて超音波検査で乳房内部を検査することも。ここで、乳がんの疑いがあると後日、精密検査をすることになります。

⚫治療
手術(外科療法)、放射線療法、薬物療法があります。

手術方法は、「乳房」「胸筋」「リンパ節」それぞれを「どの程度切除するか?」「温存(残す)するのか?」で異なってきます。
手術方法や切除する範囲は、乳房内でのがんの広がりによって決められます。

そのため、できるだけ早期発見が望ましいのです。

もっと詳しく『乳がん』を見てみよう(ΦωΦ)

『胸のしこり』と言ってもこんなに種類があるんですね。
驚く
胸のしこりの全てが悪性ではありませんが、自己判断はとっても危険です!

なんか変かも?いつもと違う…?
そうちょっとでも感じたら、病院に1行ったほうがいいですよ!

これくらい大丈夫でしょ!
その軽い気持ちが後々、後悔する原因になるかもしれません(´Д⊂…

胸のしこりの予防方法

できることなら、しこりなんてできないほうがいいですよね。

予防できるなら…そう思う人は少なくないはずです。

どんなものにも出来る原因があります。もちろん胸のしこりも何らかの異常が発生しているためにできるのです。

その異常が起きないようにすれば、しこりを予防できます^^

でも、完全に予防することは難しいです。体質としてなりやすい人もいるので、気をつけていてもなるときはなる、と思っておいたほうがいいですね。

しこりの正体を調べる

胸のしこりで一番怖い病気が乳がん!でも早く発見できればしこりを取り除くことで完治します。

発見が遅れないためにも、セルフチェックをかかさず行ってみてください。
セルフチェックで調べる
乳がん以外の病気だとしても、胸にしこりがある場合は何かしらの異常が起こっているということ。

早めに見つけて病院で診察してもらうことで、病気を改善させましょう。

セルフチェックのやり方

自分でしこりを見つけるには『セルフチェック』簡単にできるので、習慣にしてしまいましょう^^

  1. 鏡の前に自然な立ち姿立ち、左右の胸に異変がないか確認します。
  2. **サイズが左右で大きく違う、引きつっている皮膚がないか、など見た目の変化を調べてください。

  3. そのまま両腕を上にあげ、その状態にしても引きつっていないかを自分の目で確認します。
  4. 乳頭がただれていないかもチェックしましょう。
    セルフチェック
    出典;健康管理センター
  5. 仰向けに寝て、背が反り過ぎないように気をつけながら背中に低い枕を入れます。
  6. チェックしたいほうの手を上げ、反対の手で撫でるようにして胸を触っていきます。指先ではなく指の腹で触りましょう
    これを両方の胸で内側と外側ともに繰り返します。
    セルフチェック2
    出典;健康管理センター
  7. リンパと乳頭のしこりの確認をします。
  8. 起き上がり今度はワキの下に指を入れるようにして、リンパ節のしこりをチェックします。
  9. 乳頭をつまみ分泌物が出てこないか、血液が混ざっていないかの確認を行いましょう。
    セルフチェック3
    出典;健康管理センター

毎月決まった日に行い、可能ならメモをとって以前チェックしたときと変わりがないか確かめるとよりいいですね!

年に1回は定期検診を

自分で予防する意識を持つことも大切ですが、やっぱり医者には敵いません。

早めに気付ける体制を整えておくことも大切!20歳を過ぎたら、定期検診を年に1回は受けるようにするといいと思います。

自分では異常がないと思っていても、検診してみたら…なんてことも少なくないのです。
面倒くさがらずに行くようにしましょう。

胸のしこり
いかがでしたか?

胸のしこりといってもいろいろな病気の症状でしたね。
乳がんしか知らなかった人もいるんじゃないでしょうか?

もししこりができてしまったら、どんな特徴なのか確認したら、自分がなっているかもしれない病気が分かってきますよ。

ただし!!あくまで自分での確認だけに頼るのは危険です!

セルフチェックを習慣にして、異常を感じたら病院に行くのが1番いいですよ。
これからどう行動するかで、病気を早く発見できるかどうかが決まってきます。

自分の体にいい結果になるように動けるといいですね(*^^*)

美容カウンセラー恵梨
1974年生まれ
東京女子医科大学卒業
都内某有名クリニックで管理主任を務め
美容カウンセラーとして独立。
現在は美容メディアや地方講演など多方面で活躍中。