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胸にしこりあるけど痛くない?それは乳腺線維腺腫の可能性が…。原因や症状を解説!

time 2017/01/10

胸にしこりあるけど痛くない?それは乳腺線維腺腫の可能性が…。原因や症状を解説!

乳腺線維腺腫って知っていますか?

女性なら誰でも生理前に乳房が張って痛んだり、生理前でなくても乳房にしこりができることがあります。

乳房の異常に「もしかして、乳がんかも?」と心配になることもあると思います。
胸のしこり
でも、同じような症状を示す病気も多々あります。その1つが乳腺線維腺腫です。

どんな病気なのか、詳しく見ていきましょう(*^^*)

乳腺線維腺腫の症状

思春期~20代の若い世代にみられる病気です。

思春期のときは、恥ずかしくて親に体を見られたくない!そう思う女の子いますよね。そのため知らないうちにしこりが大きくなっていることがあります。

知識として知っておくといいと思います^^

タイプは3つ。

  • 乳腺の分泌腺が増殖するタイプ(管内型)
  • 乳腺周囲の間質が増殖するタイプ(管周囲型)
  • その両者が混在しているタイプ

以前は『良性の腫瘍』と考えられていましたが、現在は腫瘍ではなく『乳腺の過形成状態』であるとされています。

良性のものであることには変わりはないので、乳がんになることはありません

症状としてはしこりができることのみです。ほかには特に皮膚がひきるることも痛みを感じることもありません。
しこりの特徴
【しこりの特徴】

  • 触るとコロコロと動き、弾力性があって柔らかいもの。
  • 境界がはっきりしていて、触っても痛みがないことが多い。
  • 大きさは1~3cmほど。まれに5cmぐらい大きくなることもある。
  • 数は1つのこともあれば多数できることもある。

思春期に小さなしこりが作られて、だんだん大きくなり20歳前後にはっきりと触れるようになって自覚されることが多いです。

そして、加齢に伴いしこりは小さくなり減退していくことがほとんどです。

でも、しこりの成長速度は個人差があるので、40歳前後で自覚する人もいます。

乳腺線維腺腫になる原因

実は原因は、はっきりとはわかってないのです(´Д⊂…

思春期以降に発症することが多いので、考えられる原因としては卵巣ホルモンの影響です。

ただ乳腺症などとは違い、月経とは関係のないものと考えられています。

卵巣ホルモンでも、女性らしさをつくる『エストロゲン』が関係していると考えられます。

エストロゲンとは、女性の健康、美容、精神衛生の維持に大きな役割を果たしている成分です。

  • 健康面:月経をおこす・妊娠しやすい体を作るという性機能をはじめ、血管や骨、脳などの機能を健康に保つといった働き。
  • 美容面:肌の水分量の調整・皮脂量の調整・乳房の発達・コラーゲンの生成など。
  • 精神面:十分に分泌されていれば、穏やかな精神が維持される。でも、分泌が不十分だと精神的に不安定に。

病気の発症を抑えるだけでなく、女性にとってエストロゲンはとても大切なものなのです。
卵巣ホルモン

乳腺線維腺腫の予防方法

原因が『卵巣ホルモンの影響』と考えられているので、分泌量が正常なら予防できます^^

でも、病気を100%予防することは不可能なので、異変があった場合はすぐに病院へ行きましょう。

正常にするには何するの?
そう思った人も少なくないでしょう。

卵巣ホルモンを正常にするためには、規則正しく、健康的な生活を送ることです。

  • 脂肪・カフェイン・アルコールの摂取量を減らす。
  • 海藻類などヨード・豆類のイソフラボン・アーモンドなどに含まれるビタミンEを積極的に摂取する。
  • ストレスをためない、必要以上に心配したり痛みに意識を向けない。
  • 夜は早めに寝て睡眠と休息をたっぷりとる。

これらに気をつけて生活するといいと思います^^
規則正しい生活
ここで、1つ注意点!
ストレス発散に暴飲暴食は絶対にやめましょう!!

ストレスをやめることも良くないですが、食生活もホルモンバランスに大きな影響を及ぼしています。

趣味に没頭したり、ぼーとしたり、のんびり散歩したり…。食事以外の方法で、自分にあったストレス解消方法を見つけてみてください。

検査・治療方法

しこりが良性か悪性かは、自分で判断するのはとっても危険です。

しこりがあることに気がついたら、1度病院に行ったほうがいいですよ。

【検査方法】
主にこの2つです。

  • 乳房を縦に挟んで撮るレントゲン(マンモグラフィー)
  • 乳腺超音波検査(エコー)

問診や触診で、はっきりとしている場合は、

  • 針を刺して細胞を吸引し、顕微鏡で観察する検査(細胞診)
  • 局所麻酔をしてから乳腺の一部を切り取り、顕微鏡で調べる(乳房生検)

などが行われます。
病院での検査
【治療方法】
年齢的に若くて、しこりも小さいうちは治療の必要はなく、定期的な診察で経過をみていきます。自然となくなることも多いのです。

しこりが大きくなった場合のみ、手術して切除していきます。

切除の対象になるのは、明らかに美容上の問題となるほど大きくなったものや、発育が早い巨大線維腺腫と呼ばれるものです。

手術は通院で行うことができ、局部麻酔をかけて皮膚を数cm切開し、しこりを取り出すだけの簡単なものです。

時間は10分ほどで終わり、傷跡もほとんどわからなくなります。
胸に傷が残るのは女性としては避けたいものですよね(´Д⊂…

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乳腺線維腺腫はしこりができることしか症状はありません。

しこりにも痛みがないので、発見するには定期的にセルフチェックや病院で検診を受けることが大切です。

そしてちょっとでも違和感があったらすぐに専門医に見てもらいましょう。

痛みもないし、しこりだけならいいや。
その考えが命取りになるかもしれません…。

早期発見が病気を治す近道になります。

自分の体を守れるのは自分だけ!

日頃から心がけて生活していきましょう(*^^*)

美容カウンセラー恵梨
1974年生まれ
東京女子医科大学卒業
都内某有名クリニックで管理主任を務め
美容カウンセラーとして独立。
現在は美容メディアや地方講演など多方面で活躍中。