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しこりや痛みだけじゃない…?乳がんの症状や原因を正しく知ろう!

time 2017/01/19

しこりや痛みだけじゃない…?乳がんの症状や原因を正しく知ろう!

女性特有のがんである『乳がん』

胸にしこりが…もしかして…
そう思う人も少なくないと思います。

怖い病気だし、ちょっとした知識がある人も多いでしょう。

でも知っているようで知らない『乳がん』の真実もあるんです。

正しい乳がんの知識をつけて、予防をしっかりしていきましょう(*^^*)

乳がんの症状

40代~50代の女性に多く、女性のがんでは罹患率第1位と非常に高いです。

また、死亡率も第5位と高くいので、決して甘くみてはダメですよ!
ダメ
【症状】

  • しこり
    ・感触は、こんにゃくの下に豆を置いて触ったような感じ
    ・5mmぐらいから1cmぐらいの大きさ
    ・大きくなると痛みを伴うことが多い
    ・胸にできることが多いけど、脇の下にできることもある
  • 乳房のえくぼ
    ・えくぼのようなくぼみができたり、皮膚が赤く腫れたりする
    ・乳房の皮膚がオレンジの皮のように変色
    ・痛みや熱感を伴うこともある
  • 乳房の近くのリンパ節の腫れ
    ・リンパ液の流れがせき止められて腕がむくんだり、腕に向かう神経を圧迫して腕がしびれたりする
  • 血性の分泌物
    ・乳頭を絞ると乳管内にできたがんにより、血性の分泌物が乳頭から出てくることがある
  • 遠隔転移の症状
    ・転移した臓器によって症状は違うし、症状が全くないこともある。

【種類】
乳がんは、実は進行度によって2種類に分類することができます。
それが、非浸潤がん浸潤がんです。

  • 非浸潤がん
    ・がん細胞が基底膜に包まれていて、その膜を破って出てきていない状態。
    ・がん細胞は上皮の中にとどまっている。

    この場合、早期がんなので他の臓器に転移している可能性はかなり低い
  • 浸潤がん
    ・がん細胞が基底膜から破れて出てきている状態。
    ・がん細胞は上皮から間質へ浸潤している。

    血管やリンパに流入し全身に転移する可能性がある。

乳がんになる原因

乳がんの原因
今や乳がんは、国民女性の12人に1人が一生のうちに発症するとされています(´Д⊂…

乳がんを招く要因として大きく関与しているのが、女性ホルモンの一種であるエストロゲン(卵胞ホルモン)です。

このホルモンは、乳管の発達や女性生殖器の発達を促すホルモンで、月経リズムによって量が変化します。

過剰に分泌されたり、長い間エストロゲンにさらされることで乳がんの発症リスクが上昇するのです。

  1. ライフスタイルの変化
    最近、思春期女性の栄養面や体格の向上によって、初潮年齢が早まっています。

    その一方で、女性の社会進出等により独身や晩婚化、高齢出産が増加して、日本人女性は生理がある期間が長くなったのです。

    そのため、その間ずっと女性ホルモン(エストロゲン)の影響下に置かれ続けることになっています。

    結果、エストロゲンの影響下で乳腺の細胞が活発に増殖分裂を繰り返し、がんの発生につながっているのです。
  2. 食生活の欧米化
    高脂肪・高カロリーの欧米型食生活は、肥満の原因+脂肪に蓄えられるエストロゲンの量も増加させます。
    食生活の欧米化
  3. 喫煙
    発がんリスクがタバコを吸わない女性に対して、喫煙者で3.9倍、受動喫煙でも2.6倍高いのです。
  4. ストレス
    ストレスは、エストロゲンの過剰な分泌を促進します。
    また男性に比べて、女性はストレスの影響を受けやすいのです。
    ストレス
  5. 出産経験
    妊娠・出産経験がない場合は、乳がん発生率は通常の約1,2倍です。
  6. 授乳経験
    授乳経験のない場合では、乳がん発生率は通常の約2,5~3倍です。
    授乳期間が長ければ長いほど、発がんリスクが低くなります。

ならないための予防方法

乳がんを予防するためには、生活習慣の改善が大事です^^

食事で予防

食事
 

ファイトケミカル

植物が紫外線や害虫から自らを守るために作り出している物質のことです。

人体に有害な活性酸素や過酸化脂質を抑える働きがあって、乳がんの予防にも効果的ですよ。

  • ポリフェノール
    赤ワイン・緑茶・大豆・そば・ブルーベリー・カカオなど
  • カロテノイド
    ケール・いんげん豆・ほうれんそう・ブロッコリー・にんじん・カボチャ・トマト・すいか・マンゴー・パパイヤ・オレンジ・モモ・エビ・カニ・卵黄など
  • イオウ化合物
    タマネギ・ニンニク・大根・ニラ・ネギ・ブロッコリー・カブ・ラッキョウなど
  • テルペン類
    ゆず・オレンジ・ライム・グレープフルーツ・生姜など
  • ベータグルカン
    しいたけ・まいたけ・なめこ・ぶなしめじ・エリンギ・アガリクス・カワラタケ・スエヒロタケ・紅藻など

大豆イソフラボン

乳がんの原因となるエストロゲンの作用を抑える働きがあるので、乳がん予防が期待できます。

大豆イソフラボンをよく食べている人のほうが、発症率が20~30%低いと言われています。

味噌・納豆・豆腐などの大豆製品に含まれています。
大豆

食物繊維

直接乳がんに作用する根拠はないのですが、乳がんの原因となる肥満を防ぐのに有効です。

多く含む食材は、全粒穀物・豆類・野菜・果物など。

 

運動を習慣に

定期的に体を動かすことで、乳がんの発生率・乳がん患者の死亡率を下げることができますよ^^

ただ、疲労やストレスの原因となるほどの過度な運動は逆効果です。

週に3~5時間ほどのウォーキングで十分に効果が得られます。
無理はしないようにしましょう!

禁煙を心がけて

禁煙
喫煙習慣のある人は、非喫煙者に比べて乳がんの発症リスクがとっても高くなります。

自分が喫煙していなくても、周りの人が吸っていることも影響あります。
健康維持のためにも禁煙を!

アルコールを控える

1週間にエタノール換算で150g以上(ビール大瓶7本分に相当)を飲むと、飲まない人に比べて乳がんリスクが1.75倍も高いのです。

飲むな!とは言いませんが、節度ある適度な飲酒を心がけましょう。

『節度ある適度な飲酒』の量は、1日平均純アルコールで約20gと言われています。

【目安】

  • 本格焼酎(25度):100ml(半合程度)
  • ビール(5度):500ml(中ビン1本程度)
  • 清酒(15度):167ml(1合弱)
  • ワイン(13度):192ml(1合程度)
  • ウイスキー・ブランデー(40度):62.5ml(ダブル程度)

アルコール

ストレス発散

家庭や仕事でストレスを溜め込まないことが重要です。

趣味や軽いスポーツを楽しむなど、こまめにストレスを解消するようにしましょう。

検診・治療方法

【検診】

  • 問診・視触診:しこりがあるかどうかを確認します。
  • マンモグラフィ検診:広範囲に読影可能で、微細な石灰化の段階の腫瘍を発見することができます。
    *若い女性には不向きです。また少量ですが、被曝の心配があります。
  • 超音波検診(エコー):手で触れただけでは判別しづらいしこりを発見することができます。
    *比較的若い女性向きです。

【治療】

    手術・放射線療法・薬物療法の中から、患者さんの状態に合ったものを選び、組み合わせて行います。

  • 手術・放射線療法:乳房内にあるがん細胞に対して行われる治療法
  • 薬物療法:乳房以外の組織や臓器にも存在する可能性のあるがん細胞に行われるものです。
    「全身療法」として位置づけられます。

乳がん 改善
いかがでしたか?

しこりができる病気では、数少ない悪性である乳がん

やっぱり早期発見と予防が大事です。
普段を振り返って、乳がんにならないような生活を心がけてみてください。

また、早期発見のためにはセルフチェックと年1回病院に行くことがおすすめです。

自分を守れるのは、自分だけ!

ならないように、早く治せるように、できることはやっていきましょう(*^^*)

美容カウンセラー恵梨
1974年生まれ
東京女子医科大学卒業
都内某有名クリニックで管理主任を務め
美容カウンセラーとして独立。
現在は美容メディアや地方講演など多方面で活躍中。