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『化粧は時代を映し出す』メイクを変えるだけで全く別人!すごさがひと目でわかる★

time 2017/01/18

『化粧は時代を映し出す』メイクを変えるだけで全く別人!すごさがひと目でわかる★

西洋化粧が一般的に取り入れられるようになった、1920年から現在に至るまでの化粧の変遷を1名のモデルで再現しています。

これが本当に同じ人!?

そう思えるほど、時代によって顔や雰囲気が全然違うので驚きです。

これは大手化粧品メーカー『資生堂』が公開したもので、その変遷ぶりが話題になっているのです。
「メイクってすごいなぁ」
って改めて思うし、時代の流れってこう見ると面白いですね(*^^*)

1920年代/大正ロマンのモダンガール

大正ロマンのモダンガール
【1920年代】
銀幕の女優や欧米のスターアイコンがお手本になった時代です。

・細く下がった眉
・目尻にシャドーを入れたタレ目
・薄いおちょぼ口
など、非常に頼りない表情ですが、日本の伝統的な化粧とよく似ていますね。

舞妓さんや芸子さんに近いように思えます。

1930年代/銀幕女優への憧れ化粧

銀幕女優への憧れ化粧
【1930年代】
・アーチ型につり上げた眉
・アウトカーブで大きめに描いた唇
に変化していきます。

女性の強さを感じられるメイクですね。

髪型が一瞬サザエさんのように見えました‥。実際にこういう人がいるとは…。
漫画サザエさんの連載開始は1946年なのでかぶってますね。

1950年代/アメリカンスタイルとヘップバーンがお手本

アメリカンスタイルとヘップバーンがお手本
【1950年代】
・意志の強そうな角型の太い眉
・アイラインでキリッとつり上げた目もと
これらが流行し、復興期の日本の力強さが表れているようです。

かなりくっきり、はっきりしたメイクですね。

この頃はショートカットもトレンドだったようです。

1960年代/欧米志向真っ盛り・西洋人形風

西洋人形風
【1960年代~1970年代前半】
日本人が本格的に世界を意識し始めた時代です。

特にメイクに関しては、伝統的な3原色から脱却!

口紅に淡いシャーベットトーンが登場して、メイクの幅が格段に広がりました。

そして、女性のファッションアイコンは映画女優から、コーマーシャルで活躍するモデルへと移行します。

それによって、
・上瞼に二重ライン
・大げさなつけまつ毛
などで、立体的な眼の大きな西洋人モデルのようなアイメイクが流行します。

肌に関しては西洋志向のピンク系の明るい肌が主流ですが、日本史上初めて日焼け色の肌が大流行した時代でもあります。

1970年代前期/フォークロア調アンニュイなヒッピースタイル

ヒッピースタイル
【1970年代】
ベトナム戦争、反戦運動、ヒッピーの登場、石油ショック、急激な工業化による公害問題など、戦後急成長する日本に暗い影を落とします。

その影響でメイクは、
・目の下にシャドーの入ったタレ目風
・眉は非常に細く薄い
全体的に退廃的な雰囲気が主流となります。

経済状況がメイクにも、大きな影響を及ぼしているのが分かります(´Д⊂…

1970年代後期/欧米志向を脱却・日本美を見直し

日本美
【1970年代後期】
それまでの欧米中心の価値観では、マイナーだった日本人が国際舞台に立つようになりました。

日本人デザイナーがパリコレクションで認められ、日本人モデルももてはやされます。

「西洋人のようになりたい」
という、コンプレックスを脱し日本人固有の美しさを見直すようになります。

1980年代初期~中期/ジャパンアズナンバーワンのキャリアウーマン

キャリアウーマン
【1980年代】
景気が上昇し『ジャパンアズナンバーワン』と言われた時代です。

キャリアウーマンブームを迎え、ファッションもサーファーファッションやカラス族など、多様化が始まります。

それまで20年間にわたって細く薄くなる一方だった眉が、一気に太く濃くなります。

「ナチュラルだから」といいながら、実際にはかなり太く濃く、強い印象のメイクとなります。

1980年代後期~1990年代初期/バブル期のワンレン・ボディ・コンにわかお嬢様

お嬢様風
【1990年代】
キャリア志向の末に世界一のバブル景気を迎えた日本の女性たち。

やがて強さと女らしさを使い分けるようになり、徐々にワンレン、ボディ・コンの女らしいスタイルへシフトします。
・はっきりとした色の特徴的な口紅以外の化粧は薄く
・目もともごくナチュラルに

W浅野として一世を風靡した女優、浅野温子さん&浅野ゆう子さんのメイクもこんな感じでしたよ。
浅野温子&浅野ゆう子

1990年代後期~2000年代初期/ミレニアムのヒカル・クールビューティー

クールビューティ
【1990年代後半】
茶髪・細眉・小顔メークで女性たちの美容熱はヒートアップしていきます。

ファッションも流行が先行層から裾野へと広がる、ピラミッド型から変化していきます。

ギャル層、OLエレガント層、裏原系など、ピラミッドの山は幾つも細分化され多様化に向かいます。

90年代の音楽シーンを牽引した小室ファミリー。
安室奈美恵さん、TRF、globeのボーカルKEIKOさんも当時こんなメイクでした。
安室奈美恵

2000年代中期~後期/モテ気分の盛化粧

モテ気分メイク
【2000年代】
・ヘアエクステ
・まつ毛パーマ
・まつ毛エクステ、
・黒目強調コンタクト
・ジェルネイル
など、化粧品だけでは表現できない領域の美容表現にまで手を広げ、空前の美容ブームが到来しました。

化粧品以外の手段も駆使して盛りまくったヘアメイクは、どこまでも白熱し拡張するかに思えましたが、東日本大震災という大きな出来事で分岐点を迎えます。

人気モデル、エビちゃん(蛯原友里さん)のメイクはこんな感じですよね。
エビちゃん

2011年3.11以降/癒し愛され・ゆるふわ化粧

ゆるふわ化粧
自分自身を見つめ直した女性たちの化粧は、一気に肩の力が抜け『ナチュラル』に回帰していきます。

癒しを求め日本女性が本来好むカワイイ表現として、涙袋メークや湯上りのぼせチークが現れます。

2010年代中期/にわか好景気のバブルリバイバル

バブルリバイバル
眉の色は明るくなり、ブライトカラーで口もとに色味が戻ってきます。

2000年代メークの色味は技術の進化とともに、なじみ系ヒューマンカラーの長い流行を経て現在色戻りの時代となっています。

2020年/ジャパンカラー

ジャパンカラー
日本古来の化粧の三原色である「赤」「白」「黒」を基調としたメイクを提案します。

・透明感のある肌や目頭の輝きを表現する白
・目のフレームを際立てる黒いアイラインと赤い口紅
・和装メークで施す目の縁にさす紅を、黒いアイラインの縁にもさす

和の化粧を現代風にアレンジし、日本女性の凛とした美しさを表現しました。

東京オリンピックが開催される頃の日本女性のトレンドメイクの予想はこんな感じだそうです。

日本ならではのクールビューティーが全面に出ているような感じがしますね。

未来なのにどこか懐かしい、昭和の匂いさえしてきます。

メイクの背景
これまでのメイクを見てみると、時代背景ごとの特徴があるのがわかりますよね。

景気がよくなると、明るい口紅や太眉がはやるように。
逆に景気が落ち込むと頼りなさ気なメイクが流行するのです。

最近のメイクは、唇に色が戻って、未だに太眉も流行っています。日本の景気がこれから回復していくであろう、期待がこめられているとも思えます。

そう考えると流行を牽引し、憧れの対象になる女性有名人の像も、それぞれの時代背景を映す鏡なのかもしれませんね。

引用元;http://hma.shiseidogroup.jp/info/p20161222_5392/

美容カウンセラー恵梨
1974年生まれ
東京女子医科大学卒業
都内某有名クリニックで管理主任を務め
美容カウンセラーとして独立。
現在は美容メディアや地方講演など多方面で活躍中。