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顔の皮脂分泌が多くなる理由。テカリと化粧崩れにサヨナラするコツはこれ!

time 2016/12/01

顔の皮脂分泌が多くなる理由。テカリと化粧崩れにサヨナラするコツはこれ!

顔のテカリって本当に嫌!!
ニキビはできやすくなるし、化粧崩れはするし…どうにかしたい!
そんな風に考えてる人も少なくないはず。
でも顔の皮脂が多くなる原因を引き起こしているのは、自分自身かも…

そもそも皮脂って何のためにあるのか?皮脂のことを理解しないと改善していくのも難しいです。皮脂を理解して、正しい原因・治し方を知っていきましょう(*^^*)

皮脂を理解する

皮脂
まず、皮脂のことを正しく知りましょう。
皮脂は、真皮層から毛穴に開口している皮脂腺より肌表面に分泌される、顔の脂のこと。
皮脂の仕組み

皮脂腺が多い部位

皮脂を分泌する皮脂腺は、ほぼ全身に分布しています。無いのは手の平足の裏だけ。体の部位によって数は違ってきます。

皮脂腺の多い順に並べると、頭皮→顔(主に額・鼻・鼻横周辺)→胸→背中→腕・脚となってます。多少の個人差はあるので、全部の人がってことではないですが…

皮脂分泌の多いとき

皮脂は、1日に平均1~2g分泌されていると言われています。冬よりのほうが皮脂腺の働きが活発に。夏の方がテカリが気になるのは、このせいですね。年代で見ると10代後半~20代が1番分泌が盛ん。30代初め頃から、少しずつ減少していきます。

皮脂の役割

皮脂の役割を知る
ベタベタして化粧崩れやニキビなどの皮膚トラブルの原因となるもの…と嫌われがちな皮脂。逆に、皮脂の分泌の少ない人は、お肌がカサカサして乾燥してするから脂ほしい!って思ってるかもしれません。
皮脂は、肌にとってはなくてはならないものなんですよ。

保湿機能

皮脂が肌に分泌されると、肌の上で薄い膜状に広がって行きます。この油膜が、肌の水分蒸発を防ぐフタの役割をするのです。ちなみに、この油膜は皮脂膜と呼ばれています。

保護機能

皮脂が分泌されることで、皮膚を滑りやすくすくして、傷が付きにくくなります。皮脂が、肌一面に広がる事で肌を傷から守っているのです。

抗菌機能

肌の表面には、常在菌と呼ばれる善玉菌がたくさん住んでいるのを知ってますか?この常在菌は、実は皮脂をエネルギー源としています。常在菌が皮脂を分解することで、肌の表面は弱酸性となり、弱酸性に傾いたPHのおかげで、他の細菌や病原菌などの繁殖を防いでいます。

顔の皮脂が過剰になる理由

皮脂過剰の理由
肌のトラブルは、肌だけを見るだけではダメ!それは皮脂トラブルも一緒です。過剰な皮脂が分泌される原因は、肌だけにあるわけではなく、肌以外もみないといけません。そのため、顔の皮脂が過剰になる原因はいくつかあります。当てはまるものがあるか、見ていきましょう(ΦωΦ)

体質的に皮脂が過剰になる原因

皮脂が分泌される時は、

  • 常時(健康に体が機能しているとき)
  • 肌が乾燥しているorしそうなとき
  • 肌・体に不調があるとき【過剰分泌】
  • 心に不調があるとき【過剰分泌】

皮脂は肌にとってなくてはならないもの。でも、過剰分泌されることによりテカテカ肌に(´Д⊂…その原因はいくつかあるんです。
治らない
生活習慣やスキンケアを見直したのに、テカテカが治らない…
そんな経験したことある人もいるのでは?正しい方法でやってても、改善されないときもあります。それは、顔の皮脂過剰の原因には体質的なものもあるからなんです。

ホルモンのバランス

皮脂の過剰分泌の原因の1つが、男性ホルモンの過剰分泌。男性ホルモンは皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を促進するのです。

男性ホルモンは、男性だけにあるわけじゃないです。女性の卵巣からも男性ホルモンの『テストステロン』が分泌されています。量的には、男性より少ないですが、皮脂分泌が多い女性はその分泌量が一般女性より多いと言われています。男性ホルモン分泌が過剰になる原因は、思春期やストレス

また、『プロゲステロン(黄体ホルモン)』の分泌も原因です。プロゲステロンは男性ホルモンと似たような働きをもち、皮脂の分泌を促進する作用が…
皮脂分泌過剰
このプロゲステロンは、排卵後に徐々に増えていきます。生理前に肌が油っぽくなってニキビができやすいのは、このプロゲステロンの分泌が活発になってエストロゲン(卵胞ホルモン)よりも優位になる為です。

また、生理前のイライラやむくみなども、このプロゲステロンが関係しています。逆に、エストロゲンが優位の場合は、男性ホルモンの分泌を抑える作用がありますよ。

インナードライ

インナードライとは、名前通り肌の内側が乾いていて肌に必要な水分が足りていない状態のこと。肌は、少ない水分の蒸発を防ごうと、皮脂を分泌して肌を守ろうとします。その結果、過剰に皮脂が分泌され肌が脂でテカテカになってしまうのです(´Д⊂…
インナードライ
見た目は皮脂が出ているので、自分では「私は脂性だ」と思い込んで、洗浄力の強い洗顔料などを使ってさらに水分を蒸発させてしまうという悪循環に陥りがち。

特に女性は多くの人がインナードライ肌だと言われています。インナードライの簡単な見分け方としては、『洗顔後何もつけない状態で20分ほど放置』その後、皮脂が浮いていればオイリー肌。つっぱった感じや乾燥した状態であればインナードライ肌。

自分の肌質をきちんと知っておくのはとっても大切なこと!そこが間違っていると、改善方法も間違ったことをやることになります。

生活習慣で皮脂の過剰分泌を起こしている原因

生活習慣
生活習慣も皮脂の分泌に大きく関わっています。

食生活

皮脂腺を刺激するものは、いくつかあります。油っぽいものや刺激物は有名なので、知ってる人も多いと思います。でも、糖質(炭水化物)の過剰摂取も皮脂分泌に影響しているのは知らない人もいるのでは?
糖質制限
糖質を代謝するためには、ビタミンB群を必要とします。でも、このビタミンB群は皮脂量をコントロールしてくれる働きがあるも。ただでさえ、野菜不足でビタミン&ミネラルが不足しているのに、糖質を代謝することにビタミンB群が使う。そうすると、皮脂を抑制することができなくなってしまうんです。

またもう1つ問題があって、皮脂の主成分は余った糖質が変化した中性脂肪。エネルギーとして使われなかった糖質は、中性脂肪としてお腹に蓄えられるだけでなく、皮脂として体外へも排泄されます。そのため、糖質を過剰摂取すれば当然、皮脂として体外に排出されるものも増えるわけです。

睡眠不足にストレス

睡眠不足
睡眠不足とストレスは、自律神経とホルモンバランスを乱す原因。自律神経が乱れると、交感神経を優位になります。交感神経は、皮脂分泌を促進させる男性ホルモン『アンドロゲン』の分泌を増やします。

また、女性ホルモンの『エストロゲン』皮脂を抑制する働きがあるのですが、ホルモンバランスが乱れることにより、分泌が減少してしまいます。

つまり、睡眠とストレスは、神経系・内分泌系・免疫系に悪い影響を与えます。その影響の1つとして、皮脂腺が活発になり、皮脂が増えて毛穴も広がることを覚えておきましょう。

間違ったスキンケア

皮脂が多いから、洗顔料はスッキリ落ちるもの!
気持ちいいから化粧水は、さっぱり・すーっとするもの!
そんな感じでスキンケア商品、選んでいませんか?

皮脂だけでなく水分量も多い、思春期の時はそれでもいいかもしれません。でも、大人になってからの皮脂にはそれでは逆効果!過剰な洗顔は肌に必要な皮脂まで落とし、肌を乾燥させるのです(´Д⊂…そして、それを補うために皮脂腺は活動を活発化させ、皮脂を過剰生産してしまうのです。

顔の皮脂分泌を改善する方法

自分の何が間違っていたのか、悪かったのか、分かったでしょうか?
あとはそれを改善するだけ^^

生活習慣

生活習慣
皮脂の過剰分泌と生活習慣は、切り離せないもの。自分の生活を1度、見直してみてください。

脂質を抑えた食事

ファーストフード・ジャンクフードが大好き!なんて人もいると思います。でもそれらは、脂質・糖質が多くカロリーが高いだけではなく、野菜が少なく栄養に大きな偏りが(´Д⊂…よく食べてる、という人はすぐに見直しましょう。

脂肪や糖質の代謝、排泄を高め、さらにニキビの改善に結びつく栄養素はこちら。

  • ビタミンB2:脂肪の代謝を良くし、皮脂の分泌を抑える
    →緑黄色野菜、魚など
  • ビタミンC:代謝を高めるだけでなく、シミやそばかすの原因であるメラニン色素の沈着も防ぐことから、美肌にも良い
    →緑黄色野菜、果物、イモ類など
  • 食物繊維:便通を良くし、脂肪や糖分を吸収して体外へ運び出してくれる
    →緑黄色野菜、果物、海藻など
  • DHA、EPAなどの不飽和脂肪酸:中性脂肪やコレステロール値を下げる作用があり、脂肪の代謝に良い
    →サバ・サンマ・イワシなどの青魚など

これらを積極的に取り入れるようにしていきましょう。

睡眠時間の確保

睡眠不足は肌の天敵!1日6時間〜8時間寝れるような生活をしましょう。特に、22時〜深夜2時は『肌のゴールデンタイム』と呼ばれるもの。その時間帯は、肌の新陳代謝がもっとも活発に行われます。
そのため、きちんと睡眠を取ることで肌のターンオーバーが促進されますよ。

また、寝てから3〜4時間後も成長ホルモンが分泌されやすいと言います。仕事をしていると、22時から寝るなんて無理!!そんな人も多いでしょう。その時は入眠後3〜4時間、質のいい睡眠を取れるといいですよ。

このときただ寝てるだけでなく、しっかり熟睡すること。つまり質のいい睡眠ができてることが重要なのです。

ストレスのない生活

ストレスの原因には、人間関係・仕事・睡眠不足・性格的なものなどなど、いろいろあると思います。現代社会で働いていて、ストレスを感じるな!というのは無理があるでしょう。なので、うまくストレスを発散・解消していくことが大切です。
ストレスフリー
発散方法は人それぞれ変わってきます。でも、趣味に没頭するのはいい発散になる、という人は多いです。また、ゆっくり入浴したり、何も考えずに散歩したりボーっとしたり…自分なりの発散方法を見つけてみましょう。

これをしてるときは、『リラックスできてる。イライラが解消できてる』そんなことを意識的にしていったらいいと思います。ストレスとうまく付き合っていくのは、肌にいいだけでなく、体全体にいいことですよ。

顔の皮脂を抑えるためのスキンケア

正しいスキンケア
顔の皮脂を抑えるためには、正しいスキンケアで皮脂と水分のバランスを保ち、健やかな肌状態を保持することが重要!今自分が行っているスキンケアとの違いを考えながら見ていってください(ΦωΦ)

クレンジング

クレンジング後も肌に必要なうるおいを保つことのできる、保湿成分が配合されたクレンジング料を使いましょう。オススメは、なめらかなテクスチャーが肌との摩擦を起きにくくしてくれるクリーム・ミルクタイプ

    【手順】

  1. 手をしっかり洗って清潔にする
  2. アイメイクを専用リムーバーで落とす
  3. 手のひらでクリームを温める
  4. Tゾーン→全体→目元・口元の順に、優しくすばやくなじませる
  5. 少量の水を全体になじませる
  6. ぬるま湯(30度前後)でしっかりと洗い流す

毛穴汚れが気になる部分には、クレンジングクリームをなじませた後ガーゼなどで優しく拭き取り、もう1度クレンジングクリームをなじませて洗い流すのがオススメ。

洗顔

うるおいを奪いすぎないように、こすらず優しく丁寧に洗うことが大切!オススメは、シンプルな配合成分で肌の汚れを洗うことのできる、固形石鹸など。保湿成分が配合されているものは洗顔後も肌がつっぱらないので、皮脂も乾燥も気になる人は使ってみてください。

    【手順】

  1. 手をしっかり洗って清潔にする
  2. ぬるま湯(30度前後)で軽く洗顔する
  3. 手のひらで洗顔料を良く泡立て、レモン1個大の弾力ある泡をつくる
  4. Tゾーン→頬→目元・口元の順に、泡をのせるようになじませる
  5. ぬるま湯(30度前後)でしっかりと洗い流す
  6. ふんわりタオルで押さえるようにして、優しく水分を拭き取る

保湿

保湿
洗顔後のスキンケア、なんとなくこの順番でやってるなぁ…なーんて人も多いのでは?正しい順番でやらないと、効果は半減!
毎日行うスキンケアだからこそ、一番効果があって早い方法で行いましょう^^

化粧水

保水できる水溶性保湿成分が入った化粧水で、うるおいをたっぷり補給しましょう。手の平で温め両手でしっかりと化粧水を肌へとなじませると、よりなじみやすくなりますよ。
*水溶性保湿成分→ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチン・天然保湿因子(アミノ酸等)などのこと

    【手順】

  1. 化粧水を乾いた手にとる
  2. 化粧水を顔全体になじませる
  3. 両方の手の平で包み込む
美容液

美白や保湿など効果は種類によって様々。なので、商品をきちんと選ぶことが大切!少し温めて、肌に馴染ませるように塗るといいですよ。

    【手順】

  1. 適量(使用する美容液をチェック)を手の平に取る
  2. 手の温度で少し温めてから使用
  3. 顔全体に均一になるように乗せていく
  4. 肌に馴染ませるように塗る
  5. 最後は両手で顔を挟み((ハンドブレス))更に美容液を浸透させる
乳液

化粧水や美容液の効果に蓋をする効果があるんです。保湿効果も抜群!最後に乾燥しやすい目、口元は重ね塗りをしましょう。

    【手順】

  1. 適量を手の平に取ります
    *使用する乳液をチェックして、適切な量で
  2. 手の温度で少し温めてから使用します
  3. 顔全体に均一になるように乗せていきます
  4. 顔の中心から外側へ向けて、肌に馴染ませるように塗ります
  5. *鼻のテカリが気になる場合は、一番最後に塗りましょう。

    クリーム

    肌の乾燥を防いで、化粧水や美容液、乳液の成分が蒸発しないように蓋をする効果。必ずスキンケアの最後に行いましょう。使うときは、温めて柔らかくしてから顔全体にまんべんなく塗ります。

      【手順】

    1. 適量(使用するクリームをチェック)を手の平に取る
    2. 手の温度で少し温めてから使用
    3. 顔全体に均一になるように乗せていく
    4. 顔の中心から外側へ向けて、肌に馴染ませるように塗る
    5. 最後に両手で顔を挟み押し上げる(ハンドブレス)

    顔の皮脂を抑えるベースメイク

    皮脂分泌を抑えるベースメイク
    顔の皮脂を抑えようと、皮脂が過剰な肌にさらにメイクで油分の多いものを重ねてしまうと、皮脂を招き悪循環に(´Д⊂…また化粧崩れの原因にも。

    顔の皮脂を抑えるためには、正しいベースメイクアイテムを選びで、しっかりと抑えることが大切!

    化粧下地で皮脂を吸着する

    日中の過剰な皮脂を抑えるには、油分が少なくキメや毛穴を塞ぐ成分の入っていない化粧下地がオススメ。ファンデーションの密着度を高めることで化粧崩れしにくくなります。また、1番先に肌につける化粧下地で皮脂を吸着することによって、ファンデーションが軽く仕上げられます。

    気になる皮脂を抑えるためには、皮脂吸着成分配合オイルフリーUV対策。この3つは入っているものがいいですよ。

    ファンデーションは軽くとどめる

    ファンデーションは、さらりとしたパウダータイプを選び、油分の多いものは避けること。でも、水分を含まないパウダーだと、厚塗りすると必要以上に水分が奪われてしまいます(´Д⊂…皮脂過剰のきっかけになることがあるので、薄く均一に伸ばして仕上げることが大切です。

    オススメは、細かな粒子で皮脂を抑えて、軽く自然に仕上がるミネラルファンデーション

    あぶらとり紙は逆効果!?

    あぶらとり紙
    あぶらとり紙って、よく油が取れていい感じ!そう思ってる人も多いかも。でも、それは油を取りすぎている可能性も(´Д⊂…必要以上に皮脂を取り過ぎてしまうと、逆に皮脂過剰を招いてしまいます。

    顔の皮脂が気になりだしたら、ティッシュをおでこに当て、上から優しく押さえるようにして皮脂を吸いとるのがいいですよ。

    肌の見直し
    いかがでしたか?生活習慣からスキンケアまで、顔に正しいケア、できてましたか?

    意外に正しいと思い込んでたことが間違ってた(´Д⊂…なんてこともあったのではないでしょうか。間違ったケアは、皮脂分泌を促していることも多いです。顔の皮脂が気にならない!赤ちゃんのようなもち肌を手に入れるには、正しいことを習慣にすることが大切。

    今の生活・やり方を見直して。すべすべお肌のために、今日から実行していきましょう(*^^*)

    美容カウンセラー恵梨
    1974年生まれ
    東京女子医科大学卒業
    都内某有名クリニックで管理主任を務め
    美容カウンセラーとして独立。
    現在は美容メディアや地方講演など多方面で活躍中。