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おりものを理解してる?デリケートゾーンを守る役割や変化を知ろう

time 2017/02/19

おりものを理解してる?デリケートゾーンを守る役割や変化を知ろう

生理が始まるぐらいにおりものの分泌も始まります。

でも、正しい知識を教わる機会があまりないので、間違った対処をしている人も少なくないです。

そもそも「おりものって何?」
そう思う人もいると思います。

そんなおりものは身体の変化を知るためにとっても大切なものです。

ちゃんとした知識をつけて、自分の体を守りましょう(*^^*)

おりものって何?

そもそも『おりもの』とは何なのでしょうか?

嫌なものだと感じている人も多いかもしれませんが、身体にはなくてはならないものなのです。

おりものとは、子宮頚部や膣からの分泌物や、子宮や膣からはがれた古い細胞などが混ざり合ったもののことです。

通常は無色透明から白っぽく、少し粘り気があります。
大事
下着の汚れの原因や少しニオイがするので、ネガティブなイメージがあると思います。

でも女性の身体を健康に保つために大切な役割をしているんです^^

おりもののサイクル

知らない人も多いですが、月経サイクルがあるように、おりものにもサイクルがあるのです。

  • 月経後2~3日:量が少なくてサラサラ
  • 排卵期:量が増える。排卵日前は白で透明、粘性が強い
  • 黄体期:量は減り、白濁色で粘性が減る
  • 月経前:再び増え始める。すっぱいようなニオイがあることも

これらは、ホルモン分泌が活発に行われているかどうかを判断するための、大切なバロメータになります。
おりものサイクル

おりものの役割

役割は主に2つです。

  • 子宮や卵巣を守る。
  • 内性器は肛門や尿道が近く、大腸菌やブドウ球菌などが入りやすいところです。

    おりものは雑菌が膣から入るのを防ぎ、雑菌や病原体を洗い流したり、老廃物を体外に排出させたりします。

    おりものの働きによって膣の中はpH4.5~5.0の弱酸性で保たれていて、デーテルライン桿菌という『善玉菌』が大腸菌やカンジダ真菌の増殖を防いでいます。

  • 受精を助ける。
  • 排卵期のおりものは、受精を助けます。

    子宮頸管(子宮の下部で膣との結合部分)の分泌量が増え、精子が子宮に到達できるよう働きかけます。

    また通常、膣内は酸性ですがアルカリ性へと変化します。

年齢による変化

おりものは、女性ホルモンの分泌に応じて変化していくので、年齢によっても量が変わっていきます。

それ以外でも、妊娠中も卵胞ホルモンの分泌が増えるため、おりものの量が多くなることも。
おりもの変化

  • 初経~10歳代
  • 初経が始まるころから徐々に増えはじめます。

    女性ホルモンの分泌が不安定な時期のため、増えたり減ったりすることがあります。

  • 20歳代~閉経
  • 20~30歳代は、女性ホルモンの分泌がピークを迎えてもっとも多い量になり、以後はほぼ安定した量になります。

    やがて、女性ホルモンの分泌が減少するとともに、おりものの量も減っていきます。

    30代になると、少しニオイがきつくなることも…。

  • 閉経後
  • 40代半ばぐらいから、少しずつ量が減っていきます。

    閉経後2~3年になると、卵胞ホルモンがほとんど分泌されなくなり、おりものも出なくなって乾いてきます。

おりものの異常

おりものの異常で、病気かどうかわかることも多いです。

病気が原因で、おりものが増えたり、色が変わったり、悪臭がすることがあります。

いつもと違うと感じたら、婦人科を早めに受診しましょう。
注意点

病気の場合の変化

『一般的な細菌』の場合は、黄色やおうど色っぽいおりものが…。

『子宮膣部びらん』や『子宮頸管ポリープ』などの場合には、おりものに血が混じっていることがあります。

『クラミジア』、『トリコモナス膣炎』、『カンジダ膣炎』のこともあるので、おりものの色やニオイに注意する必要があります。

よくある症状で自己判断を

  • 膣カンジダ症
  • おりものは、白くて豆腐のカスのようにポロポロしている。外陰部のかゆみもある。

  • 膣トリコモナス症
  • おりものは、黄色、もしくは黄緑色っぽい。泡が混じることもあり、悪臭がすることも。外陰部のかゆみもある。

  • 淋菌感染症、性器クラミジア感染症、非特異性膣炎、骨盤腹膜炎
  • おりものは、白、もしくは黄色っぽく、膿状であることもある。腰痛や下腹部痛、発熱の症状も。

  • 子宮頸がん
  • おりものは、赤褐色、茶褐色や赤。不正出血もある。

  • 子宮体がん
  • おりものは、茶褐色、赤、悪臭がする、膿状.。不正出血、下腹部痛の症状もでる。

これだけ、おりものの状態は病気によって変わってきます。

でも、普段の状態をよく知らなければ変化に気づくのも遅くなってしまいます(´Д⊂…

普段から気にするようにしていきましょう。

過労・ストレスが原因

過労やストレスで身体の免疫力が低下すると、バイ菌の侵入を防ぐ膣の自浄作用が低下して細菌が増え、膣に炎症が起こることがあります。

『細菌性膣炎』になると、おりものが風邪を引いたときの鼻汁のように黄色っぽく変化する場合があります。

これはおりものに混じる白血球の量が多くなったためです。

原因となる細菌の種類によっては、もっと濃い色になることもあります。

カッテジチーズのようなおりもので、かゆみの強い『カンジダ膣炎』なども、免疫力が落ちると出てくることが多い病気です。
ストレス

おりもののケア

おりものは誰にでもあるものです。

そんなこと言っても、嫌!!
そう思う人も少なくないでしょう。

でも、おりものは病気から体を守る大切なものなのです。

快適に過ごすためできることを実践し、不快感を少なくすることはできると思います。

また間違ったケアをすることで、逆に病気にかかりやすくもなるので注意が必要です!

量が多いとき

量の多い人は、下着をこまめに換えることが基本です。

また、パンティライナーを上手に使ってケアしてもいいですね。

パンティライナーとは、おりもの専用に開発されたシートのことです。

厚さは約1~2mmと生理ナプキンよりもはるかに薄くて小さいので、下着につけても違和感がありません。

ただし!!
長時間のあてっぱなしはダメです!

かぶれやかゆみの原因になることもあるので、こまめに交換することが必要です。

膣を洗いすぎない

膣を洗いすぎると、膣を守るおりものまで洗い流すことになります。

またトイレのビデ洗浄の使いすぎも同様なので、やりすぎはダメです!

自浄作用があるので、石鹸でゴシゴシ洗うや、指でおりものを掻き出す洗い方は避けてください。

締めつけない下着を

通気性がよくないと、細菌が発生しやすい状態なります。
下着は締めつけが弱いものを着用するのがいいですよ。

おりものは憂鬱?
いかがでしたか?

思っていたよりも『おりもの』は女性にとって、なくてはならないものだと分かったと思います。

病気を判断するためにも大切なものです。

そうは分かっていても不快感はあるかもしれません。
ニオイででることもあるので、気になる人もいるでしょう。

でもおりもののおかげで、早期発見できることがあるのも事実です。

毛嫌いしないで、日々の状態を気にかけて自分の身体を守ってください(*^^*)

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美容カウンセラー恵梨
1974年生まれ
東京女子医科大学卒業
都内某有名クリニックで管理主任を務め
美容カウンセラーとして独立。
現在は美容メディアや地方講演など多方面で活躍中。